科学的に元気になる方法
こんにちは。Dsuke@セミリタイア中です。
Amazon Prime会員であればKindle版が無料で読むことができますので、読んでみました。エビデンスに基づく科学的な根拠が書かれていて、おススメです。
既に知っていたこと
不安を書き出すことで漠然とした不安は消える
頭の中がモヤモヤした不安でいっぱいになると、行動したくても行動できない状態に陥ってしまいます。
これは人間の行動原理によるものなのですが、基本的に、人間の脳は危険を予知して回避する習性があります。
とはいえ、その状態のまま放置してしまうのもよくありません。そんな時は不安を具体的に列挙してみることです。
具体化することでぼんやりとした不安が明確になることに加え、不安の種それぞれに対して対策を考えることができます。
人間は、対策を練っている(=未来に目を向けている)ときは必ず前向きな思考になると別の本でも読んだ覚えがあります。
要は、やるべきことを明確にできれば不安は解消されるよっていうことですね。
フェイク・スマイルでストレス軽減
楽しいことがないときでも作り笑顔をしているだけで気分が良くなるという実験があるそうです。楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるという逆転の発想ですね。
思考→行動ではなく、行動→思考という流れにすることで感情のコントロールができるようになります。
筋トレも同じです。頭で考えると必ず「今日は疲れたからやらなくていいかなぁ・・・」となってしまいますが、まず行動して一歩踏み出してしまえば後は楽になります。筋トレ中も笑顔。
これを応用すると、ブログを書く時などでも、しかめっ面で執筆しようとしてもなかなか文章が浮かんできこないので、「フェイク・スマイル」を活用すればスラスラと執筆できるかもしれません。
始めて知ったこと
コーヒーの香りには、ストレス減少効果がある
コーヒーというと「カフェイン」による覚醒効果が有名ですが、実はコーヒーを飲まなくても身体にいい効果があるようです。
とある実験では、ネズミにコーヒー豆の香りをかがせて脳の状態を調べると、ストレス耐性分子が部分的に回復したというのです。
確かに、街中でコーヒーの香りを嗅ぐとなんとも幸せというか気分が良くなったりします。
夜リラックスしたいときは、カフェインが入っているコーヒーを飲むのではなく、コーヒー豆の香りを嗅ぐだけでも良いのかもしれませんね。
「手浴」で幸福感が得られる
温泉に入った時と同じような幸福感が得られるという「手浴」。要は、手を温めるだけで痛みが緩和したり、爽快感が増加したり前向きになるという効果があるというのです。
人間の手にはいくつもの交換神経が集中しており、そこを温めることで様々な効果が得られるというわけです。
例えば、
- ストーブやヒーターで手を温める
- 温かいコーヒーやお茶を手に持つ
- 恋人と手をつなぐ
といった行動で癒されたり、心がホッとすることがありますよね。これらは手の交感神経を刺激することでストレス軽減に役立っているんですね。
ちょっと一息つきたいときに、お湯に手をつけておく「手浴」、試してみたくなりました。
まとめ
上で紹介した内容以外にも、いろいろな方法があります。
- フェイク・スマイルでコミュニケーションを取ると環境がよくなる
- 楽しい動きをすると、楽しくなってくる
- 背筋をピン!でストレスホルモンが減少する
- 「なりきり」作用を駆使して楽しむ
- 胸を張ることで「できる人」オーラを身に纏う
- ぼーっとすることで良いアイデアがわいてくる
- マイクロスリープで能力が向上
- 赤やオレンジのアイテムを身に着ける
よくある内容でしたが、科学的な根拠に基づいて書かれているので、試してみる価値はあります。
この本に書かれているすべてを試す必要はありませんが、気に入ったものをピックアップして実践してみて、少しでも自分の生活が良くなるのであれば良いと思います。
せっかくの人生なのですから、楽しまにゃ損です。
ストレスを極力減らして、パフォーマンスは最大限に!
(『はじめに』より)
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