私が家賃の高い家に住み続ける理由
あえて厳しい環境におき、甘えを捨てる
こんにちは。Dsuke@セミリタイア中です。
セミリタイア生活に必要なことは、支出を抑えることだと世間一般的によく言われます。
それについては私も同意です。できる限り支出を減らせば、その分、貯金を切り崩す額が少なくて済みますからね。
セミリタイアを目指している皆さんも、退職後は家賃の安い家に引っ越しする方も多いのではないでしょうか。
ただ、私はあえてセミリタイア後も家賃の高い家に住むつもりです。それもひとつの手だと思っています。今回はその理由について書いていきます。
自分を奮い立たせる
セミリタイア中に家賃が高い家に住み続けるということは、ある意味、自殺行為かもしれません。
大事な大事な貯金がすぐに減っていくことでしょう。大好きな株の購入資金も減り、積み立て投資の源資が減ってしまいます。
機会損失も甚だしいですね。。。
ですが、少し考えてみてください。そんな状況に置かれた人間はどんな行動をとるでしょうか?
みずからの頭をフルに使い、どうすれば収入を増やせるのかを考え、そのための行動をとるのではないでしょうか。
私の場合、いつまでもセミリタイア生活を続けられるほどの資金を持っているわけでもなく、不労所得を得られているわけでもありません。
だからこそ、頑張るのです。あえて厳しい環境におくことで、自分を奮い立たせるのです。
家賃が不要な実家暮らしも考えましたが、そのような甘えた環境では甘えた考えしか浮かんできません。
一度甘えてしまうと、そこからはなかなか抜け出すことは難しい。そう考えました。
引っ越しにかかる体力、時間、お金といったコストを削減
引っ越しの経験がある方がほとんどだと思いますが、引っ越しって体力、時間、お金を超使いますよね。
- 家探しにかかる時間
- 予算よりもオーバーしてしまう家賃
- 不動産屋に支払う仲介手数料
- 引っ越し業者代
- 遠方に引っ越す際の移動費
- 古い家のクリーニング代
- 新しい家の鍵交換代、保険代
- 荷物を整理してまとめる時間
- 不要な家具などの処分代
- 新しい家具などを購入
- 荷ほどきの時間
- 住民票や、その他ライフラインの手続きにかかる費用、時間
などなど。。。
よくよく考えると、引っ越しには多大な時間とお金がかかってしまいます。
もちろん、家賃が下がればその分毎月の支出が減るわけですから、その費用とのトレードオフになります。
引っ越し先の家に長く住み続けるならば、その恩恵も得られることでしょう。ただ、私はこれらを天秤にかけた結果、引っ越しする方が失うものが大きいと判断しました。
生活レベルを下げないことで生産性をあげる
住居は大事ですね。よい環境に身を置くことは、やる気やモチベーションにもつながります。
家賃3万円の家に住む人は、それ相応の暮らしになります。家賃20万円の家に住む人は、家賃20万円分の暮らしになります。
住居という環境が、住人に与える影響は非常に大きなものがあります。
自慢ではありませんが、現在私が住んでいるのは、ファミリー向けのマンションです。
はっきり言って、独り身の男が一人で暮らすような家ではないです。ひじょーーに贅沢をしてしまっています。
なぜそんな家に住めているかというと、会社の福利厚生で住宅手当があるためです。家賃の60%は会社が負担してくれています。
ですが、セミリタイア後は会社は家賃を負担してくれません。年金や保険料も全額自己負担になります。。
これは大きなマイナスになりプレッシャーになるでしょう。だからこそ、逆境でも生き抜くための力、知識を身に着けるために奮闘しないといけません。
そのためには、今の環境が必要だと判断しました。
まとめ
セミリタイアすることによって、会社勤めの様々なストレスは消え去ることでしょう。ただ、新たに増えるストレスもあります。それはお金や将来に対するストレスです。
ですが、適度なストレスを与えないと人間は堕落してしまいます。自己責任の環境に身を置くことで、自己責任で成長していきたいのです。
(まあ、本当にダメな場合も考えて、帰る場所はちゃんと考えておきましょう。笑)
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