こんにちは。Dsuke@セミリタイア中です。
私は株式取引自体は3,4年の経験がありますが、米国株投資は今年の3月から始めました。経験が浅いので、いろいろと試している状況です。
米国株ブログを見ていると、様々な手法、考えが紹介されていますね。よくこれだけ熟考されて分析できるな~と尊敬する一方、自分の勉強不足を痛感しています。
米国株投資の手法を模索中
現在私は米国株投資の手法を模索しています。
高配当で割安なバリュー株を探してみたり、FANG(Facebook、Amazon、Netflix、Google)といったグロース株の動向を探ってみたり。
他の米国株ブログの記事も参考にさせて頂きながら、どの手法がベターか考えています。また、実際に自分で試してみて経験してみることも重要です。
良いことだけでなく悪いことも含めて色々な経験をすることで、自分の投資法が確立されていきます。
一般的なグロース株への投資手法
とはいえ世間一般の手法を取り入れることが成功への近道であることは間違いありません。そこで、今回はグロース株として有名なAmazonに投資してみました。
グロース株への投資手法として一般的なのは、
- ナンピン買いしてはいけない
- 上昇トレンドが終わったらすぐに売却すべし
- PERやPBRといったファンダメンタルズ分析は不要
という点です。
基本的に、ディフェンシブ銘柄やバリュー株のように配当目当ての株価下支えがないため、株価が下落する際は一気に下落します。そして、回復には多大な時間を要すると共に、業績の影響をモロに受けます。
そのため、上昇トレンドが終わったらすぐに売却しなくてはなりません。買い方も逆張りではなく順張りが相性が良いと思われます。
買ってすぐ売却
で、Amazonを買ってみたのですがすぐ売却してしまいました。(笑)
というのも、現在の株価が怖いからです。(笑)
例えばFANGの1年チャートを見てください。
▼Netflix
いずれも高成長を続けてきた銘柄ですが、2018年は株価が下落した局面がいくつかあります。
それに対してAmazonの株価チャートは順調の右肩上がりです。
確かに業績やビジネススキームとしては申し分ないAmazonなのですが、投資家目線では「そろそろ頭打ちなのではないか…。」「他のFANG銘柄が売られている一方、Amazonだけが上昇を続けている…。」「調整局面がくるのではないか…。」という考えが浮かんできます。
こうした投資家心理は致し方ないことなのですが、そんな中、Amazonの業績と株価の傾向を頻繁にチェックして売り時を検討するのは精神的にキツいものがあります。
グロース株は売り時が難しすぎる
よく、株は買うタイミングよりも売るタイミングの方が難しいと言われますが、その通りだと思います。上昇トレンドの場合はいつ売っていいか全くわかりません。
業績悪化の告知がいつになるかもわかりませんし、Facebookのように顧客情報流出といった悪材料のニュースが飛んでくるかもわかりません。業績が安定しているとしても成長し続けるかどうかもわかりません。
早めに売って、その後も上昇を続けた際は、別の意味で精神的にきます。(笑)
逆に、このまま上がり続けるだろうと思って買ったのに、下落し始めると「また上がるはず…。」と決めつけてそのまま含み損になってしまうパターンもあります。投資にまつわる心理学でよく言われるプロスペクト理論ですね。
そういう意味では、グロース株への投資は初心者には向いてないですね。ディフェンシブ銘柄の高配当株をほったらかしにしておいた方が精神的にもいいのかなと思います。
とにかく、今回はプラスになったので結果的には満足です。(笑)
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