こんにちは。Dsuke@セミリタイア中です。
2018年3月から始めた米国株投資。その記念すべき(?)初購入株となったゼネラル・エレクトリック(GE)株をすべて売却しました。
売却株数は200株、約定金額は10.10ドルで、損失はおおよそ8~9万円といったところです。痛い。
残念ながら、米国株投資初心者のわたしはGEについてまったく把握・調査してませんでしたね。大いに反省。
今であれば米国株ブログでいろいろな情報を得ているので、GEを買うかどうかと聞かれれば絶対買わないです。完全に最初の判断を間違ってしまいました。
9年ぶりの安値
11/2の終値は9.58ドルで前日比-5.15%となり、ついに10ドルを割って9年ぶりに安値に突入してしまいました。
わたしの平均取得価額は14.04ドルだったので、約30%も株価が下落したことになります。
10月前半にはCEO交代というニュースが報道され、再建の期待感から一時14ドル付近まで急騰したのですが、第3四半期決算が赤字でさらに減配することが発表されたため、10ドルを切る暴落となりました。
しかもその最終損益が228億ドル!(約2兆5700億円)の赤字だったので、投資家心理としては不安にならざるを得ないですね。
まあ売上高も最終損益もコンセンサス予想を下回っている状況では、悲観的になってしまうのも仕方がないです。
再建のための減配、しかし株価への影響は大きい
わずか1年で交代することになったジョン・フラナリー氏に代わり、10/1に新CEOに就任したラリー・カルプ氏は再建のプロだそうです。
その期待感から株価は上昇したのですが、1株あたり0.12ドルだった配当を0.01ドルに減配したことで、結果的に株価10ドル以下の安値に下落してしまう結果となりました。
この減配をプラスに捉えることは難しく、一時5%近い配当利回りになっていましたが、もはや無配に等しい水準になってしまいました。
高配当株は魅力的ですが、それは健全な財務状況とキャッシュフローが存在してこそですね。目先の配当利回りと株価の安さにつられて買ってしまうことは、まさに投機と言えます。
売却した分は他の銘柄の購入にあてる
なかなか損切りできない初心者のわたしですが、さすがに年初来リターンが-45%を超えるような安値の水準では、損切りせざるを得ませんでした。
エジソンが創設して以来、126年続いた巨大企業がそんな簡単につぶれるとは思いませんが、株主へのリターンをもたらしてくれる企業に戻るには、まだまだ時間がかかりそうです。
それならおとなしく市場全体へ投資できるVTIやVTに資金をまわしておいたほうが堅実というものですね。個別株は楽しいですけれど、外した時はダメージがでかいです。
個別株に投資するのであれば、高配当で株価の下支えがあり、十分なキャッシュフローがあり、超強力なブランド力をもつコカ・コーラ(KO)やマクドナルド(MCD)、プロクター&ギャンブル(PG)に投資すべきです。今ならわかります。
もしかすると、GEはここから高騰するのかもしれませんが、そうした株価の変動に一喜一憂するのも米国株投資の方針としてはそもそも間違っていたのかもしれません。
さて、現在も保有中で株価下落中のグーグルはどうしようか…。でもtwitterやfacebookといった一過性のブームであるSNS関連株と違い、グーグル程の優良企業は継続保有でも良い気がするんですよねぇ…。
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